FXの相場とドル円・USドルの動き

FX物価安定の目安

の利上げを実施し不動産投資ているが、いずれも実施前に「警戒」との文言を毎回使用しているからである。  一方、ユーロ圏の1月の消費者物価上昇率(速報値)は年率1.9%と5カ月連続で物価安定の目安とされている2%を下回った。   また、懸念されていたドイツの付加価値税(VAT)引き上げに対する影響についても軽微との見方が広がっている通り、潜在成長率程度の成長持続が見込まれるとの楽観的な見方が示されている。  これらに関してCFD同総裁は、現在1.7〜1.9%で推移しているインフレ率は、一時的に低めになっているにすぎない可能性があるとした上で、物価上昇圧力が年内に高まる見通しであると発言。  このほか、原油価格が年初から下落基調を辿っていることについては、再上昇に対するリスクに触れた外貨預金上で、「中長期的な物価安定に対する見通しは、原油の再上昇や景気回復を背景とした賃上げ圧力など、引き続き上向きリスクを無視できない」としている。  こうした状況から一部では3月以降も利上げが続く可能性があるとの見方も広がっている。  ただ、世界経投資信託済が緩やかながら減速傾向を続けるなか、欧州経済は、前述の通り予想以上に落ち着きを示している現状であることからすると、追加的な金融引き締めに関しては、昨年以上に慎重な姿勢が強まるとみられる。  今回のフレーズにある「中期的なインフレ圧力が強まる可能商品先物取引性」があるとしても、ある程度の景気再加速を確認後の利上げ再開とのシナリオではないだろうか。 (風見鶏 G7を終えて  ドル円相場はG7会議の共同声明で直接円安に言及されなかったことで、ドル円相場は週明け月曜日、東京休場の中を122円まで急騰した。また、ユーロ円も史上最高値の159円まで上昇。  しかし、本日はビッグイベントの材料出尽くしから、円は買い戻されている。ドル円も、ユーロ円も未だ天井観がなく、円が買い戻された後は、再び、円売り方向に動きそうだ。  ただ120円を割りこみ、119円台前半までの円高が到来するようでは、G7の裏で何か暗黙の了解があって、意図的な円高を生じさせている可能性があるので、注意は必要であろう。この場合、最も市場にインパクトがあるのは円買いユーロ売りや、円買いドル売りの口先介入か、実際の介入である。それまでは、ドルの押し目買いを継続していくことになろう。現段階では125円台が目標となる。  さて、現在の円安を反転させる大きな材料としては、上述の介入以外では、円のキャリートレードが終了するときであろう。つまり日銀の利上げが今後継続して行われるまでは円キャリートレードは終了しない。この場合、重要なのは、2月の利上げ1回あったとしても、単なる押しを作るだけかもしれない。今年においては最低3回の利上げを敢行しないことには、円高の転換が見込まれないだろう。  一方、ユーロドルは底堅めのように見える。依然として保合いが継続されているが、下値は徐々にではあるが、切り上がっている。  ユーロの底固めで良く見られるパターンである。従ってユーロドルの戦略は分かり易い。1.2850以下にストップを置いてユーロ買いである。慎重な投資家は1.3080を超えてくれば買いをスターとさせても良いだろう。アグレッシブな投資家は前述したレベルにストップをおいて買いをスタートさせたい。(T) ドルは買われ過ぎだ 為替の2月は「逆張り月」  1月のドル円は120円よりドル高・円安で終わったが、過去10年間で、120円よりドル高・円安で1月が終わったのは3回で、その3回とも翌2月はドル安・円高となっていた。  つまり、2月は経験則的に「逆張り」傾向が強い。「高く始まれば安く終わり、安く始まれば高く終わる」というわけだ。それを確認するように、過去10年間で1月末終値、2月寄り付きが120円よりドル高だったのは97、98、2002年の3回あったが、3回とも翌2月はドル陰線(ドル安)引けとなっていた。  このように、2月が逆張り傾向になっているのは、2月中旬の米国債償還を含めた決算要因の影響が一因と考えられる。決算対策で外貨運用の利益確定に動くなら、外貨が高ければ売り圧力が高まりやすく、その逆なら売りを見送るというわけだ。以上からすると、ドル円以上にクロス円の反落も今回は気になる。  さらに、円の売り持ちは過去最大を更新、拡大中だ。それを受けて、ドル自体もかなり「買われ過ぎ」観が強くなっている。  ヘッジファンドなどの売買目安であるシカゴIMM統計によると、円の持ち高は、1月30日現在で17.3万枚と、3週連続で過去最大を更新した。注目されるのは、こういった中で、いよいよドルの「買われ過ぎ」も広がってきたということ。  非米ドル主要通貨持ち高を参考にしたドルの持ち高は、1月30日現在で16.3万枚の買い持ちとなり、こちらも2004年以降で確認できる限りでは最大を更新した。  これまでは、円が売り持ちとなっても、ユーロやポンドなど欧州通貨が買い持ちとなって、ドル自体の持ち高は比較的偏りが少ない状況が続いていたが、さすがに円の売り持ちが未曾有の拡大となる中で、ドルも「買われ過ぎ」懸念が目立ち始めた。  さて、これまでドル買い持ちが15万枚前後に達したのは、2005年5月31日(14.8万枚)と2006年10月24日(15.7万枚)の2回しかなかった。ともに、一両日でドル高はいったんピークアウト、その後1週間以内に2%以上のドル反落が起こっていた。  さて、今回はどうだろうか。「逆張りの2月」と合わせて注目される。 =蒼い稲妻= ヒラリー氏出馬で  来年11月に実施される米大統領選を巡る動きが俄に激しくなってきた。  そのひとつには、「民主党の最有力候補」と言われるヒラリー上院議員が正式に出馬表明をしたこと。それを見越したかのように、前後には共和、民主党ともに複数議員からの正式出馬が観測されており、有力候補の顔ぶれはほぼ出揃ったようだ。   前々回00年の選挙の際には、その前年99年3月に出馬表明した候補があった。3月の出馬でも当時は「早い」と言われたものだが、今回はそれを1カ月以上も上回る。  ヒラリー上院議員は先月20日、ウェブサイトにおいて「わたしは参戦する。勝つために(I'm In. I'm In to win.)」―などと出馬宣言をするとともに、08年の大統領選に向けた「準備委員会」の設立を発表した。  米国の場合、選挙に向けた資金集めが可能になる「準備委員会」の設立が立候補に向けた第一歩と言われる。それを表明したヒラリー氏は、選挙戦へすでに打って出られる体制を整えたということになるわけだ。  「大本命」とも言われるヒラリー氏が事実上の出馬表明をしたことで、先に表明していたオバマ上院議員やエドワーズ元上院議員などとの民主党候補者争いがいよいよスタートされたといってよい。  そうしたなか、有力候補であるヒラリー氏の動きが早くも活発だ。  抜群の知名度と高支持率を利用し、早々に選挙費用として支給される公的助成を辞退する方針であることを明らかにしたほか、実際の行動としてはネットを通しての動画生中継を3夜連続で実施、またアイオワ州には直接足を運び遊説を実施している。  周知のように、アイオワ州では来年1月に全米で最初の党員集会が実施される。「ニューハンプシャー州と並ぶ序盤戦の要所」(在米外交筋)であるが、昨年秋の上院選終了までは、と遊説を自粛していたものをここにきてようやく「解禁」、今回の渡航となった。  なお、地元メディアの世論調査などに見ると、ヒラリー氏は遊説の自粛などもありアイオワ州でやや出遅れている模様。実際、民主党候補のなかでも3番手から4番手との世論調査もあるという。  同州での巻き返しに向け、ヒラリー氏は今後も同州を訪れることが増えそうだ。 (鹿の角) 2007-02-07 120円割れ見るもすかさず戻す  ドル円相場は前日海外市場で、約1カ月ぶりに119円台へ下落したが、大台割れの買いあるいは、売り玉手仕舞いといったテクニカル的な要因で、すかさず120円台にドルは戻した。ここでドルの戻りが弱いと見れば、再びドル売りの憂き目を見る。  やはり、9日からドイツで開催されるG7を前に、トレンドは発生しずらい状況。G7で円安が協議されるとの観測も根強く、どちらにも大きくは動けない。しばらくはG7まではレンジ相場か。あるいは先取りした筋の仕掛けでレンジをはみ出す動きが出れば、逆張り。G7内容がわかる頃には為替は元のレンジに戻すだろう。  ユーロ円は戻り売りの波動。152円50までは下落基調を続けそうだ。  ユーロドルは1.3100台に乗せてくれば、12月以降の急落はボトムを確認したシグナルになろう。それまではまだ、見送りであろう。 (T) G7後は嵐が予想される  ドル円相場は120円割れを何度かテストしているものの、踏ん張っている感じである。9〜10日に開催されるG7を控えて、円売りにかなり警戒感があるものの、議論されない場合の円安に備えた、ドル買いも見られる。  市場の見方は、欧州諸国が円安について議論するであろうとの見方は強いものの、共同声明で円安に言及する可能性は低いと見ている。  一方、米国ではポールソン財務長官が31日、円の価値は低金利と低迷している日本経済を反映していると述べ、足もとの円相場はファンダメンタルズに沿った動きとの見解を示している。  現段階では各国に温度差があり、どちらに傾くかは終わってみないと判らない。  チャートからではユーロ円が天井を打っているかのようなフォーメーションである。これが事実なら、相場は150円前後まで下落するだろう。ユーロ円の下落はドル円でも下落にバイアスがかかる。従って、こちらは115円レベルが視野に入ってくるだろう。 いずれにしてもG7後は相場が大きく動く可能性がある。 (T) 一時的に119円台を見るかもしれない 円安は一服し調整局面  先週実施された米FOMC(連邦公開市場委員会)は、やや驚きの内容となった。  金利の据え置きは規定路線で予定どおり。しかし問題は、そのあとに発表されたFOMC声明だ。  「インフレは緩やかに改善」―などとする、若干弱気の表現が盛り込まれ、為替マーケットにおいてはドル売りに繋がったことは記憶に新しい。  声明を素直に読むと、早いタイミングでの追加利上げ観測が否定された感は否めない。ただし、だからと言ってスグに利下げに動くという雰囲気にも欠け、米金利はしばらく横這いを続けそうだ。  一方で、日本の金利は足元2月の会合で引き上げられるかどうか微妙な情勢にある。日米金利差が今後広がる可能性は低そうだが、それが縮まる方向性も正直見込みにくい状況にあると言えるだろう。  ドル円相